将棋の戦略と情報

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将棋の戦略と情報記事一覧

将棋は相手の王様を取る――正確には行き場所をなくす「詰み」の形に持っていくのが目的のゲームです。同時に、自分の王様が詰まされないように守るのも大事になります。将棋の歴史は何百年と続いていますが、この攻めと守りの駆け引きには、まさに無限の可能性があるということです。さて、王様には「王将」と「玉将」の2種類があります。当初は玉将しかなかったのが、いつしか王将が加えられるようになったといいます。この2種...

歩は前方に1マスしか動けない、将棋でもっとも弱い駒です。しかし数が多く、相手に取られても大きな支障がないため、さまざまな使い方があります。将棋が上手くなる秘訣は、歩の使い方が上手くなることと言ってもよいくらいです。強力な「と金」歩の最大の特徴は、成ると金と同じ働きになる「と金」になれることです。成金という言葉がありますが、実は将棋から来ているのです。特に「5三のと金に負けなし」という格言があります...

香車は盤の四隅が初期位置の駒です。前方に一直線に進めるという特性上、動かさなくとも問題ないことが多く、また普通は中央の駒を動かすことを優先させるので、終局までそのままということも珍しくありません。では他の駒と比べて活躍の頻度は少なめかというと、そんなことはありません。効果的な使い方はいくつもあり、それらを知ることで勝率を上げることができるでしょう。下段の香に力ありしばしば「槍」とも表現される香車は...

桂馬は前2マス、横1マスの位置に動くことができます。間に他の駒があっても飛び越えることができるので、相手を驚かせるような攻めが可能です。桂馬の動きを見逃して大逆転、というのはよくあることです。もちろん自分がそのような攻めをされる可能性もあります。桂馬のよいところも弱点もしっかり把握して、使いこなせるようになりましょう。美濃囲い攻略の手筋桂馬をもっとも有効に使えるのは、美濃囲い攻略の局面です。桂馬で...

「将棋の攻めは飛角銀桂」とよく言われています。つまり飛車、角行、銀将、桂馬が攻めの要の駒であるということです。この中でも一番小回りが利いて使いやすいのは銀です。そのため、本格的な攻撃を始める前に銀を前線に繰り出していくことが大切です。銀と名の付く戦型将棋にはいろいろな戦法がありますが、銀と名の付くものがいくつかあります。これも銀が攻めの要であることを表しています。棒銀銀を飛車の先に、棒を伸ばすよう...

将棋は相手玉を詰ますのが目的のゲームですが、その前に自分が詰まされてしまってはいけません。そこで上手に使いたいのが、守りの要と言われる金将です。金は斜め後ろ以外のマスに動けるため、とても守備力が高いのです。この金を王様の側に配置しているだけで、グッと安全度が高まります。囲いは銀1枚と金2枚が基本矢倉美濃囲い囲いを作り、そこに玉を移動して守りを固めるのが、もっとも大切な序盤戦術のひとつです。囲いの種...

角は飛車と並び、大駒と呼ばれます。実際に他の駒と比べて大きいのですが、その機動力の高さ、つまり価値の大きさが比べものにならないからです。斜めにどこまでも動かせる角は、他の駒と比べて利きを見逃すことがあります。人間の視覚は、縦よりも斜めのほうが捉えづらいということなのでしょう。角の利きを見逃して王手放置の反則負けということも、しばしば見られるのです。両取りを狙おう角がもっとも活躍するのは両取りの瞬間...

飛車は将棋において、もっとも攻撃力が強い駒です。縦と横にいくらでも動けて、成って「龍」になれば、斜め方向にも一マス動けるようになります。その攻撃力の強さから、王将を除けばもっとも大事な駒といっても過言ではないでしょう。プロでもアマチュアでも、飛車をタダで取られてしまうようなことがあれば、もうほとんど逆転は難しくなります。「ヘボ将棋 王より飛車を かわいがり」江戸時代にこんな川柳が詠まれています。飛...

最近は将棋がテレビニュースで流れることが多いですが、負けた側が「負けました」と言っているのを耳にしたことがある人も多いと思います。まず、自分の王様がどこにも逃げられなくなる――詰まされると、その時点で決着です。もうひとつは、もう勝ち目がないと思った時点で無駄に勝負を引き延ばさず、負けを認めることができます。これは逆に言うと、どんなに優勢に立っていても一方的に勝利宣言をすることはできないということで...

将棋の元になったゲーム将棋はいつ生まれたのか、どのように定着したのか、ある程度のことは研究者の調べによって判明しています。古代インドにおいて、チャトランガというボードゲームがありました。戦争好きの王様に戦争をやめさせるため、僧侶が戦を模したこのゲームを献上したというエピソードがあります。チャトランガはあらゆる将棋類の原型とされ、西に伝わってチェスに、東に伝わって中国のシャンチー(中国将棋)に、韓国...

将棋の戦法には大きく分けて2種類あります。飛車を元の位置から動かさないで戦う「居飛車」と、中央より左に振って(動かして)戦う「振り飛車」です。図は先手が居飛車、後手が振り飛車です。このようにどちらか一方が居飛車で、もう一方が振り飛車の場合は「対抗型」と呼ばれます。両方とも居飛車なら「相居飛車」で、両方とも振り飛車なら「相振り飛車」です。まずは居飛車と振り飛車、どちらを選んで戦うのかを決めることにな...

玉を詰ますのが目的のパズル将棋の楽しみ方のひとつに「詰将棋」があります。王手の連続で攻めていき、一直線に玉を詰ますのが目的の、言わばパズルゲームです。図は一番簡単な詰将棋です。玉の正面に持ち駒の金を打てば詰みですね。このように1手で詰めば1手詰と呼ばれます。以下は3手、5手、7手と奇数で増えていきます。もちろん手数が長くなればなるほど、難解になっていきます。詰将棋は相手玉を詰ますテクニックを養うの...

「子供の将棋の相手をしてあげたいけど、自分は下手だし時間もないし……」お子さんが将棋に興味を持った家庭では、こんな悩みもあるかと思います。将棋は基本的に2人で遊ぶものですが、それは実際に盤駒を使う場合です。コンピューター将棋なら、ひとりでもプレイできます。特にスマートフォンやタブレット用の将棋アプリならパソコンの将棋ソフトと比べて、子供でも手軽に操作できます。将棋アプリは無料のものがいろいろとあり...

将棋ロボットのルーツはチェスにあり?ロボットにボードゲームをプレイさせる、という考えは古くからありました。その中でもっとも知られているのが、「トルコ人」という機械仕掛けの人形です。トルコ人は人間相手にチェスが指せる機械として18世紀の後半に作られ、そのあまりの強さで話題になりました。しかし当然、この時代にそこまで巧妙な機械を作れるはずもありません。内側にチェスの名人が隠れて操作するという、単純な仕...

「史上最強の棋士は?」はよく話題になるが……将棋ファンがしばしば挙げる話題のひとつに「歴史上もっとも強い棋士は誰か?」があります。しかし基本的には、のちの時代になるほど競技全体がレベルアップして、戦術などが洗練されています。現代の棋士が有利なのは明らかですが、異なる時代の棋士を単純に比較するのは、あまりフェアではないと思われます。よって、その時代その時代で「最強は誰か」と取り上げるのが、この問題を...

定跡があれば誰でも途中まで互角に戦える将棋は基本的に、反則以外はどのように指してもいいものです。しかし効率よく勝つためには、序盤のうちに有利になる必要があります。もちろん相手も同じように考えていますから、互いによいと思った手を指していくことになります。そして「互いにこう指していくのが一番いい」という手段が確立されていきました。これが定跡です。たとえれば、一定の地点まで舗装された道です。互いに最善手...

序盤はまず王様を囲おう将棋は相手の王様を詰ますのが目的ですが、その前に自分の王様が詰まされないようにしなければなりません。そこでまず、攻める前に「囲い」を作って自玉を守るのが、序盤の一番の基本になります。これは振り飛車のときに用いられる、もっとも基本的な囲いである「美濃囲い」です。この囲いを作るのは非常に簡単で、左の金を5八に、右の銀を3八に上がり、玉を2八に移動させるだけです。短い手数で済むわり...

詰ますか詰まされるか。その駆け引きを味わえる終盤戦こそが、将棋の一番の醍醐味と言えます。相手の攻撃をしのぎきるのも楽しいのですが、やはり将棋は攻めてこそです。そして玉を追い詰めるための「正しい攻め方」というものがいくつかあります。玉は追うのではなく挟み撃ちにするこれは終盤の部分図です(以後もこのように部分的な局面を提示します)。いかにも玉を追い詰めているという局面になっています。先手の攻め駒は盤上...

将棋を楽しむ手段のひとつが、プロ棋士たちの将棋を観戦することです。将棋観戦には2種類あります。1つめは野球やサッカーのように、テレビで放映されているものを見ることです。これを一般に「テレビ棋戦」といいます。2つめはウェブサイト上やスマートフォンアプリで、インターネット観戦することです。2つあるテレビ棋戦日曜日の朝、NHKで放映されている将棋の対局を見たことがある人は多いと思います。この「NHK杯テ...

古代インドに、チャトランガというボードゲームがありました。あるお坊さんが戦争好きの王様を止めようと、戦争を模したゲームを作り献上した……そんな言い伝えがあります。このチャトランガが西洋に伝わりチェスに、日本に伝わり将棋になりました。同じルーツを持つのですが、チェスと将棋はまさに似て非なるゲームです。いったいどんな違いがあるのでしょうか?チェスは駒の利きが強く、囲いの概念がないチェスの盤は8×8マス...

プロには2種類ある将棋のプロには「棋士」と「女流棋士」の2種類があります。一般に棋士という場合は前者になります。棋士は次項で解説する「奨励会」をクリアして四段になった人のことを言います。棋士には男女問わずなれるのですが、昔から将棋界は男性が中心でした。近年の将棋ブームで女性への普及も進んでいますが、まだ女性のレベルは男性には追いついていないのが現状で、女性で四段になった人はこれまで誕生していません...

将棋に興味を持ったばかりという人にとっては、どうすれば効率よくそれらのニュースを見られるのかが悩みどころです。一番効率がいいのはやはりインターネットですが、それにもいくつかの方法がありますので、ひとつひとつ見ていきましょう。将棋連盟サイトでチェックするプロ将棋の総本山、日本将棋連盟のウェブサイトには毎日多くのニュースが掲載されます。まずはこちらをチェックするのがよいでしょう。タイトル戦をはじめとす...

一般的にプロ棋士(女流棋士)の対局は公式戦と呼ばれ、棋士個人の成績にカウントされます。公式戦は大きく分けて2種類あり、タイトル戦とそれ以外の一般棋戦です。女流棋戦も加えると、現在の公式戦は以下のとおりです。【八大タイトル戦】竜王戦名人戦叡王戦 王位戦王座戦棋王戦王将戦ヒューリック杯棋聖戦【一般棋戦】朝日杯将棋オープン戦銀河戦NHK杯将棋トーナメントJT将棋日本シリーズ新人王戦YAMADAチャレンジ...

かつては家元制や推挙制だった将棋の名人は、1935年に完全な実力制の名人戦が発足して以来、さまざまなルール変更がありながら、現在に至っています。もっとも歴史がある名人は、現在8つあるタイトル戦の中でも特に高い格式を持ちます。ただし序列においては、最高賞金額が与えられる「竜王」が第1位とされています。実力制名人戦になってからおよそ90年が経ちますが、名人になれた棋士はこれまでに13人しかいません。こ...

竜王戦の歴史を辿ると、1948年の「全日本選手権」がはじまりです。その後「九段戦」「十段戦」と発展解消を続け、1987年に現在の竜王戦になりました。歴史と格式では江戸時代からある名人のほうが上ですが、現在の将棋界ではスポンサーからの契約金の多さによって序列が決まっているようです。竜王戦七番勝負の優勝賞金は4000万円以上という破格の高さで、これによって竜王位の序列は第1位とされています。竜王と名人...

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